悪徳業者の手口とは?
ダマされてると思えないのが悪徳業者
悪徳業者に騙されたなど、さまざまなクレームやトラブルの対応窓口になっているのが、国民生活センターですよね。
その国民生活センターに、2017年の訪問販売のリフォーム工事のトラブルは2,850件もあったんです。単純に計算しても1日8件近くも相談があるんですね。
参照 国民生活センターのサイト
この中に、実際に出されている事例として
事業者が突然来訪し、お宅を地域の見本にしたいので、外壁と屋根の工事を無料でやらせてほしいと言ってきた。
というものもあります。
わたしは悪徳業者になんかダマされるはずがない
見れば悪徳業者はわかるはず
そう思っているかもしれませんが、外壁塗装や屋根塗装は、ほとんどの人にとっては、一生に数回しかないはずです。
しかも、ほとんどの方が知識や相場感覚などがないですよね。
もちろん外壁塗装業者の全てが悪いわけではなく、むしろほとんどが通常の業者なはずです。
ただ、悪徳業者の存在があることで、他のまともな業者も、依頼する側も迷惑しているわけです。
外壁塗装をする際には、悪徳業者に絶対に引っかからないために、悪徳業者のありがちな手口を5つにまとめてみました。
ボッタくるために価格を釣り上げる
悪徳業者は、自分より知識が少ない相手だな、と思ったらそこにつけ込んでくるんですね。
会話の中で、外壁塗装の地元の相場を知らない人だな、と判断された瞬間に、相場以上の値段をふっかけてくる手法を取ります。
「今日中にお申し込みいただければ・・・・通常より◯◯万円お安くします。」
などと、その日のうちに意志決定させることを必要以上に迫るセールスマンは価格を上乗せしている可能性が高いです。
すぐに契約を取ろうとする
悪徳なセールスマンの特徴はすぐにでも契約を取ろうとすることです。いくら条件として破格と思っても、すぐに契約書にサインすることだけは避けます。
必ず他の業者と比較して検討することが必要です。
「今、依頼していただければ・・・」と契約した後には、必ず面倒なトラブルがあります。
値引き幅が大きい
悪徳の塗装業者がよくやるパターンは、最初は高い金額を見積もりとして提示して、後からかなり思い切り値引きしてきます。
多かれ少なかれ、見積書は実際の金額より高めに出すのが一般的ですが、その値引き幅が30パーセント以上の値引きを後からしてくる会社は信用してはいけません。
もともと最初に取れるならとってしまうという不誠実なセールスマンなわけです。
こういった人を相手にしていると、後から釣り上げられたり、トラブルの原因になるので、大きな値引きには絶対に注意が必要です。
「モニター価格」というセールストーク
「現在、この地区でモニター価格で提供させていただいております。」
なんて言葉で興味を引かせようとするんですね。
モニター価格とかキャンペーン価格と言われると、つい興味をもってしまうものです。
でも、そもそもモニター価格やキャンペーン価格というものは、その会社の都合でいうものです。
実際に必要な時期に外壁塗装をしようと思っている人には関係のないことです。
モニター価格=安い、というセールストークは売りやすいパッケージとして言っているだけで、実際の相場価格とは全く関係ないので、選択としては除外しましょう。
オリジナル塗料を強調する
塗装の種類にはさまざまな種類があります。
いくつかのパターンがあるのですが、実際には塗料専門の会社が研究開発している塗料を使っています。
塗装の悪徳業者の中には、「自社で開発している」を売りにしているものがあります
。自社で開発しているオリジナル塗料というのは、とても危険です。
ほとんどが原価の安い塗料を使っていて、施工実績がないのばかりです。
つまり、品質に問題がないかどうか、ということなんですね。
セールストーク的には、
自社で開発しているオリジナル塗料→安い
と言いたいのでしょうが、実際には利益率をあげるために手っ取り早くオリジナル塗料と言って、安くて長持ちしないものだったりするわけです。
外壁塗装や屋根塗装の悪徳業者が行う、よくある5つの手口を紹介しました。
外壁塗装って人生のうちにそう何回もないですよね。
だから、わかりにくい工事の印象が強いので、専門用語なんか使われたりしたら、業者のいいなりになってしまいがちです。
相手が専門家だと思うと、つい信用してしまいがちですが、悪徳業者の場合、それをいい事に適当な知識で都合のいい話の流れを作ってしまいます。
でも、実際にどの業者に見積もりをとっていいのかは、わかりにくいですよね。
家の塗装の相場を調べるには、インターネットでカンタンに、地元での外壁・屋根塗装の相場がわかります。
ストレスフリーで、しかも信頼できる業者の見積もりが取れます。
実際に塗装をお願いするとなっても、一般より安く行うことができます。
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