塗装作業管理

外壁の塗装は、美しさを確保することはもちろんなんですが、紫外線や風雨からの保護という目的を達成しなくてはいけないんですね。

 

そのためには、液状お塗料を指定された仕様で塗布して、適切な条件のもとで硬化させなくてはいけないので、注意点がいくつかあります。

 

塗布量の管理

 

設計された塗膜の性能を発揮させるために、第一に所定の塗膜の厚さを確保する必要があるんです。

 

外壁塗装の場合は、多様な部位、部材で構成されているので、それほど細かい管理制度は不要なんですが、現場では塗布量が少ないことが多いです。

 

個別に、正確な塗膜の厚さを図らないまでも、メーカーの塗装仕様書に支持された塗布量、塗り回数を厳守することが重要なことはいうまでもないですよね。

 

少なくとも、塗装物件ごとに塗料の使用量を管理しているかが業者のレベルを左右します。

 

乾燥時間の管理は外壁塗装では一番大事

 

塗装間隔が短くて、下地が乾燥不良の場合には、ちぢみ、ツヤむら、ふくれ、剥離等の仕上がり不良が発生します。

 

比較的乾燥時間の短い上塗り塗料を使っていると、塗装直後は乾いて綺麗に仕上がっていても、閉じ込めらられた未乾燥の下塗り塗料が再塗装の時に気泡になってふくれることもあります。

 

例えば、サビ止め塗料の場合は、乾燥時間が16時間を必要とする塗料もあります。

 

また、気温が低く乾燥が遅い環境下での塗装作業もあるので、乾燥状況を十分に確認しなければならないんですね。

 

このような場合に、指で塗膜面を軽く抑えて、塗料が付着しないで、表面に被膜が形成されているかを確かめていきます。

 

塗料を重ね塗りしている場合は、異なった系統の塗料を塗り重ねすると、上塗りの溶剤が下塗りぶに湿潤して、軟化してしまう場合や、層と層の間の付着が悪い組み合わせもあるので、指定の仕様を守っているかがポイントになります。

 

天候の変化

 

気象条件によっては塗装作業をしないことが原則の時があります。
乾燥時間のことも考えて、作業開始に、作業中だけでなく、作業終了後の天候にも配慮して段取りをしています。

 

気温5度以下

気温が低いと乾燥(硬化)が遅いので、乾燥不良になってしまう可能性があります。

 

また、低温化では、塗料の粘度が増加して、作業性が悪くなってしまいますが、作業性が悪いからという理由で、溶剤を増量していると膜厚低下や仕上げ不良を起こすことにもなってしまうんですね。

 

低温化で塗料が凍結したら、塗膜の性能が著しく低下するので、極度の低温化では塗料の保管、取り扱いを厳重にしています。
炎天下の場合には、鋼材の表面温度が65度になると泡を生じることになります。

 

相対湿度85%以上

湿度が多いと溶媒が適正な速さで蒸発しないので、乾燥不良を起こすことになってしまいます。

 

その結果として、つや引け、白化現象(ブラッシング)、塗膜の付着力低下になってしまうことがあります。ブラッシングとは、溶剤が蒸発する時に気化熱を奪うために塗膜の表面の温度が低下して、ヒョ面に水分が凝結する現象です。

 

強風

風が強い場合は、乾燥が早あるので、感想の早い材料はとても作業性が悪くなります。
また、塗料が飛散して、風に運ばれた砂やゴミ、塩分等が塗膜に付着してしまうんですね。

 

天候不良

塗膜が未感想の時に雨や雪が降りかかると正常に硬化しません。塗装作業中だけでなく、終了後の天候にも注意します。

 

工事の進捗管理

塗装工事は天候の影響を受けますが、納期を守るために最大限の努力を業者はしています。


関連ページ

外壁・屋根塗装がはじまってからの流れ
外壁・屋根塗装の契約が済んでから、塗装する色も決め、実際に業者が自宅に来て足場を組むところからの流れを紹介しています。
作業管理が徹底しているかで外壁塗装業者の質がわかる
外壁塗装が仕上がった時の検査
塗料が硬化するまでの仕組み|外壁塗装では重合の化学反応が最も重要
外壁塗装で塗料を塗ってから固まるまでの硬化するまでのタイミングはとても大事です。最近の外壁塗装の塗料では化学反応で、重合が最も重要な役割をしています。