防水シートが家の構造部分を守っている

 

風雨から家を守ってくれるのは屋根や外壁ですが、表面に亀裂が入ったとしても、すぐに家の構造部分にまで水が染み込まないように、屋根材や外壁材の間に必ず防水シートが隙間なく施されています。

 

防水性が損なわれてしまうと、木材や鉄骨を腐らせたり、錆びさせたりする原因になるので、定期的に点検をして、必要な対応を行うのは、外壁塗装や屋根塗装と同じです。

 

タイミングとして、外壁塗装をしようと考えているタイミングでチェックするといいですね。

 

屋根の防水

 

屋根を防水するために、

  1. 下地材(野地板)の上にアスファルトルーフィング(アスファルトを染み込ませた防水シート)を貼る
  2. その上に垂木(たるき 棟から軒にかけた斜材)
  3. 屋根材

この順に仕上げるのが一般的です。

 

↓ルーフィングのイメージ

 

ルーフィングが劣化してしまうのは、主に熱や酸化によるアスファルトの硬化が劣化の原因です。

 

垂木はルーフィングを貫通してくぎかビスで固定されていますが、効果の劣化によって、釘周りに隙間ができて、そこから雨漏りがすることが多いです。

 

ルーフィングの耐用年数は通常15年から20年と言われています。

 

外壁の防水

 

外壁から水が入りやすい箇所は下記の図のようにいくつかあります。

 

外壁から雨水が入って防水シートが劣化しやすい場所

 

主なものは

  • バルコニーなどの隙間部分
  • 換気扇などの周りの隙間部分
  • サッシと外壁の隙間

    (シーリング材が劣化していることがあります)

  • 外壁材やシーリン材の劣化
  • 外壁材自体のひび割れ

などです。

 

下地材の上に防水シート(透湿防水シートやアスファルトフェルト)を貼って、その上に、胴縁、外壁材の順に施工するのが一般的です。

 

ほとんどの雨水は、外壁材の表面を流れ老いるので、建物内部に入ることはないはずなんですね。

 

ただ、どうしても外壁から水が入りやすい、ひび割れ・劣化した部分・隙間などから外壁材の裏側に入ることがあります。

 

強い雨が降った日の後に、シャッターを開けると内側に水がついていて不思議に思う時があったら、こういった外壁材の隙間から水が入ってきた原因になっているんですね。

 

外壁防水シートは、外壁表面で防ぎきれなかった雨水やサイディングなどの外壁材裏面などに発生する内部結露水が、本体まで達しないように防いてくれています。

 

外壁モルタルの亀裂やサイディングのシーリングの劣化などは、中の防水シートを傷めて役に立たなくしてしまいます。

 

特にサッシ周りは亀裂が入りやすいので、こまめなチェックが必要です。

 

屋上やバルコニーの防水

 

屋上やバルコニー(ベランダ)の防水は「FRP」というガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませて強化した材料で防水層を作るのが多数です。
参考→「FRP」防水材料セットはこんな感じ

 

ベランダを歩いていたりしてできた摩擦や強い紫外線が劣化の原因にもなります。

 

FRP防水は、仕上げに摩擦や紫外線に強い樹脂をトップコート(塗装の上に塗布するコーティング材)で塗ります。

 

劣化がトップコートで止まっている場合は、トップコートの塗り増しでOKなのですが、下のFRP防水本体まで劣化が進んでしまっている場合は、サイドFRP防水を上から施工する必要があって、その分の費用もかさんでしまいます。

 

外壁塗装や屋根塗装をする際に、防水シートのチェックも同時にメンテナンスが必要であればするのが効率的です。

 

ネットで外壁塗装の見積もりの概算を出しておくと、必要な予算を組むことができます。

 

最近では少ない入力でカンタンに、地元での外壁・屋根塗装の相場確認ができます。

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