木材に直接する外壁塗装は仕上げ重視

木材の塗装には、おおまかに

  1. 完全に木肌を隠して塗りつぶす場合(クローズボア仕上げ)
  2. 木目を生かして自然の美しさを見せる場合(オープンポア仕上げ、セミオープンポア仕上
げ)

の2種類があります。

 

塗りつぶす場合の代表的な塗装事例には、日本古来の漆塗りがあるのですが、外装部材の一般的な塗装には、アクリル系エマジョンパテによって下地調整後、合成樹脂調合ペイントを刷毛(はけ)塗りします。

 

木目を生かす場合は、オイルステインでの着色、透明仕上げ用のフタル酸樹脂ワニス、ポリウレタン樹脂ワニス、ポリエステル樹脂ワニス、アクリル樹脂ワニスの刷毛塗り、スプレーでのラッカークリアー仕上げを行います。

 

生き物のような木材

木材の外壁がある家

 

本来なら、木材は通常10〜15%の水分を含んでいて、周りの環境の変化につれて生き物のように呼吸していて、材種によって違うのですが、口径40から50ミクロン〜400ミクロンの大きさの導管によって、塗りつけられた塗料を吸い込むことになります。

 

例えば、住宅内部に使われるカウンターの天板の片面だけを塗装した場合、分厚い天板が簡単に反り返ってしまうことで、木が生き物であることが実感できます。

 

そして、カラマツ、アカマツ、北米産のダグラスファー、シトカスプルース等については、ヤニの流出が多いように、材種によって特性が違って、また、同じ材種でも、木目や導管の入り方が違っています。

 

住宅の外装材の塗装についても、紫外線や雨風から長期的に表面を保護できることが望ましいのですが、こういった自然のままの性質の木材に塗装して、安定した品質を得ることはとても難しいんです。

 

機材を保護するというよりも美観を高めることを優先して、下地調整してから1ー2回塗りして、簡易仕上げすることが多いです。

 

何れにしてもしっかりと塗布して厚幕を作ったり、しっかりと染み込ませることで外壁の塗装をすることになっているんですね。

 

外装材用の木材の塗装に使われるピグメントステインは、表面に幕を形成するのではなく、素地に浸透して表面を保護する働きがあります。

 

コンピグメントスインは、着色剤として顔料が使われているので、屋外に使用できるのですが、よく目にするオイルステインは、溶剤に溶かした染料を着色剤として使っているので、耐候性が劣るため、屋外では使えないのです。

 

塗りつぶす場合の塗料には、油性調合ペイント合成樹脂調合ペイントなどが使われますが、一般的に、高級でない木材を使うことが多く、木目、導管が不均一で節の部分から樹液が出てきたりすることも多いんです。

 

だから、やせや吸い込み防止のためのウッドシーラー、研磨性のいいサンディングシーラーが使われています。

 

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